ちはやふるパクリ の噂をまとめてみた

末次由紀さんには，実は過去に盗用問題から作品が絶版になった過去がありますが，競技かるたを題材とした漫画『ちはやふる』はどうなんでしょう？
『ちはやふる』は広瀬すず主演で映画化までされ，大ヒットとなった作品．

以下はサイゾー2016年5月号より抜粋．

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最近の話題と紐付けると，広瀬すず主演による映画『ちはやふる』．
競技かるたの世界を題材としたこの作品の原作漫画の作者，末次由紀も，過去に回収騒動の当事者となっている．
問題の作品は，彼女が講談社の「別冊フレンド」で連載していた漫画『エデンの花』(講談社)において，井上雄彦によるバスケットボールマンガ『SLAM DUNK』(集英社)からの構図の盗用がネットで指摘され，さらに複数発覚．
末次も盗用を認めたとして，05年，講談社の判断により連載中止・および末次の全作品の絶版・回収が行われた．
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この『エデンの花』という作品，韓国のサグァナムピクチャーズというドラマ制作会社は，ドラマ化まで予定していたというから，人気の作品だったことが伺えます．
『エデンの花』の盗用の結果として，活動停止状態になったものの，2年後の2007年に講談社の「BE・LOVE」で読切作品『ハルコイ』を掲載して活動再開し，同じ雑誌で連載となった『ちはやふる』で大ヒットとなります．
『ちはやふる』のヒットにより，2009年には第2回マンガ大賞を受賞しますが，「自分はまだこのような場に出て行ける人間ではない」と授賞式には出席しなかったという．

雑誌ではネットで指摘されたとありますが，指摘があったのは2ちゃんねるだそうです．
当時，指摘されたシーンを比較してみましょう．




想像を遥かに超えて似ている．．．
これは，絶版になっても仕方ないかも知れません．

ここまでは，過去の作品の話．
『ちはやふる』はどうでしょう？
『ちはやふる』についても，かるたという作品に出てくる小野千歳，軽部太一，大江由利子と，綾瀬千早，真島太一，大江奏が似ているという指摘はあります．
ただ，綾瀬千早は「ちはやふる　神代も聞かず．．．」，真島太一は「立ち別れ いなばの山の．．．」，大江奏は「大江山 いくのの道の．．．」の句に由来があると言われていますし，おそらくパクリっというわけではないのでしょう．
名前をパクってもあまりメリットはなさそうですし．

末次由紀さんはマンガ大賞を受賞式のコメントでこうも言っています．
「過去に犯した間違いというものがあり，自分はまだこういう場に出て行けるような人間ではない．一生懸命マンガを描いていくことでしか恩返しはできない」．
この言葉の通り，これからも面白い作品をたくさん生み出して欲しいですね．